ジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑樹で
原産地はベトナム中南部。
伽羅は、実は沈香の事とされています。
沈香の中でも特に最上級のものを
別格扱いにしていて伽羅と呼んでいます。
伽羅とは…
伽羅の香りは、「甘・酸・辛・苦・鹹(しおからい)」の
五味が揃っていると言われています。
普通の沈香の含油量が
多くても4割に満たないのですが
伽羅は5割を超えるのです。
伽羅は樹脂が多いので
色も黒い部分が多くなります。同じ伽羅でも
古ければ古いほど品質が良いと
言われています。
沈香は常温では良い香りが立ちませんが
同じ沈香でも最上級品の伽羅は
常温でも香ります。
伽羅は現代においても不明な成分もあり
謎に包まれている香木なのです。
そんな事から沈香と別の物という説もあります。