日本のお香の始まりはいつだったか?
最古の記録が「日本書紀」に記されています。
奈良時代 推古(3年)天皇の御代に
淡路島の海岸に漂着した木を
島民が薪として火にくべると
大変良い香りが辺り一面に立ち込め
驚いた島民達は朝廷へ献上した。
と、日本書紀に書かれていたので
これが日本に初めて香木が来たとされています。
「聖徳太子伝歴」では
献上された木を確認したのが
聖徳太子であったとされています。
沈香の存在を知っていた聖徳太子は
すぐにその木片が沈水香木(沈香)であると
理解したと記されています。
仏教伝来と共に日本に入って来たと
される説もありますが
記録が残っているのが日本書紀となるため
595年の4月に淡路島に流れついた
この木が香木が日本に入って来た